ファブリー病は男性と女性で症状の出方が異なります。
男性は小児または成人期に症状が現れ、小児期から症状が現れる古典型と、心臓や腎臓などの臓器症状から現れる亜型<あがた>にわけられます。女性は男性と同じような症状が出る人から、一部の症状のみの人までさまざまです。
ファブリー病が男性と女性で症状の出方が異なるのは遺伝子の変化が関与しています。
小児期から | 手足の痛み、汗をかきにくい など |
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成人以降 | ・心機能障害<しんきのうしょうがい>(心肥大、不整脈) ・腎機能障害<じんきのうしょうがい>(たんぱく尿、腎不全) ・脳血管障害<のうけっかんしょうがい>(脳卒中、脳梗塞)など |