ムコ多糖症TOPムコ多糖症とは?ムコ多糖症Ⅱ型にはどんな症状が現れますか?

ムコ多糖症Ⅱ型とは?

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ムコ多糖症Ⅱ型はどんな症状が現れますか?

全身のさまざまな臓器・器官に症状が現れる

ムコ多糖症Ⅱ型は、イズロン酸-2-スルファターゼ酵素の遺伝子に変化があるため、乳幼児期から全身のさまざまな臓器・器官の細胞に、グリコサミノグリカン(ムコ多糖)がたまり続けます。
ムコ多糖がたまった部位でさまざまな症状が現れ、徐々に進行してきますが、症状が現れる時期や程度には個人差があります(図1)
下記のような症状がある場合は、医師にご相談ください。
・お腹が膨れてきた
・指が曲がっている
・関節が痛い、動かしにくい
・蒙古斑<もうこはん>が広範囲に出ている
・中耳炎を繰り返す
・脱腸<だっちょう>、でべそがある
・心臓の病気がある
これ以外にもムコ多糖症Ⅱ型の症状はたくさんありますので、気になることがあれば医師にご相談ください。

図1 ムコ多糖症Ⅱ型の主な症状

図1 ムコ多糖症Ⅱ型の主な症状
ムコ多糖症Ⅱ型の主な症状 ※すべての症状が現れるとは限りません。
症状の現れ方 具体的な症状
知的な発達の遅れ

・病気が進行すると知能の発達が遅れ、さらにこれまでできていたことができなくなる場合があります。

肝臓・脾臓<ひぞう>が大きくなる

・肝臓や脾臓が腫れて、見た目でもわかるくらいにお腹が膨れて大きくなります。

骨の変形

・椎骨やろっ骨など、全身の骨が変形します。

顔立ちの変化

・骨の変形により、ムコ多糖症特有のむくむくとした顔立ちがみられます。

心機能障害
<しんきのうしょうがい>

・心臓の僧房弁や大動脈弁の弁口の開きがとても狭くなり開閉ができなくなります(僧房弁閉鎖不全<そうぼうべんへいさふぜん>、大動脈弁閉鎖不全<だいどうみゃくべんへいさふぜん>)。また、心筋症などが進行し、不整脈が現れます。

緑内障<りょくないしょう>・
網膜変性<もうまくへんせい>・
遠視

・眼圧が上昇し、緑内障や網膜変性を引き起こすことがあります。遠視になることもあります。

いびき

・上気道が狭くなるため、いびきが大きくなったり、眠っている間に息が途切れる睡眠時無呼吸が起こります。

中耳炎

・中耳炎を繰り返します。

難聴

・鼓膜などに異常が起こり、難聴になる場合があります。

言葉の遅れ

・知的な発達の遅れと難聴により、2歳を過ぎても言葉が出にくいことがあります。

脱腸(鼠径<そけい>ヘルニア)・でべそ(臍<さい>ヘルニア)

・足の付け根やへそなどに、痛みを伴う腫れがみられます。

皮膚の症状

・皮膚は硬く多毛で、広い範囲に蒙古斑がみられます。

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知的な発達の遅れ お腹が遅れてきた(肝臓・脾臓が大きくなる) 骨の変形 顔立ちの変化 心臓の病気 緑内障・網膜変性・遠視 いびき 中耳炎 難聴 言葉の遅れ 脱腸・でべそ 皮膚の症状